スタッフブログ

防犯カメラとAIカメラの違いとは?選び方と導入ポイントを解説

防犯カメラ AIカメラ 違い

防犯カメラとAIカメラはどこが違うのか

防犯カメラとAIカメラは、どちらも映像を使ったセキュリティ機器ですが、その役割や機能には大きな違いがあります。

従来の防犯カメラは、映像を「録画して記録する」ことが主な目的です。設置しておくことで犯罪を抑止し、万が一のときには証拠映像として活用できます。ただし、映像をリアルタイムで分析したり、異常を自動で通知したりする機能は搭載されていません。問題が起きた後に映像を確認して対応するという使い方が一般的です。

一方、AIカメラは映像をリアルタイムで解析し、自動的に判断や通知を行える点が大きな特長です。たとえば人や車両を自動で検知する機能や、顔認証による入退室の管理、特定エリアへの侵入を検知してアラートを発するといった高度な機能が備わっています。つまり、従来の防犯カメラが「記録するカメラ」だとすれば、AIカメラは「判断して知らせるカメラ」ということができます(参考:警察庁)。

従来の防犯カメラでできること

従来の防犯カメラには、映像の録画や犯罪の抑止といった基本的な役割があります。店舗やオフィス、駐車場などに設置しておくことで、不審者への心理的な抑止力として機能します。また、万が一トラブルが発生した場合には、録画映像を確認して状況を把握するために使われます。

赤外線を搭載したカメラであれば、暗い場所でも撮影が可能です。さらに、フルカラー対応のモデルでは、夜間でも鮮明なカラー映像を記録できます。PoE給電に対応したカメラであれば、LANケーブル一本で電源供給と映像伝送ができるため、配線工事の手間が軽減されます。

ただし、従来の防犯カメラは映像を自動で解析する機能を持っていないため、異常に気づくためには人が映像を常時監視するか、後から映像を確認する必要があります(参考:総務省)。

AIカメラでできること

AIカメラには、映像をリアルタイムで解析し、状況に応じて自動でアラートを発する機能が搭載されています。ここでは代表的な機能をいくつか紹介します。

まず、人や車両を自動で識別するSMD機能があります。従来のカメラでは風で揺れる木や小動物にも反応して誤報が発生することがありましたが、SMD機能を使えば人と車両のみを対象にした検知が可能です。これにより、本当に必要なアラートだけを受け取れるようになります。

顔認証機能は、あらかじめ登録した人物の顔を自動で識別する機能です。オフィスや工場の入退室管理に活用することで、不正な侵入や、なりすましの防止につながります。

エリア侵入やラインクロスの検知といったIVS機能も、AIカメラならではの特長です。立入禁止区域への侵入を検知したり、特定の境界線を越えた動きを感知したりすることで、危険な状況をいち早く把握できます。また、置き去りやうろつきの検知にも対応しており、不審な行動を早期に発見できます。

このほかにも、人数カウントやヒートマップといったマーケティングに活用できる機能を持つモデルもあります。店舗の来客動向の分析や、施設のレイアウト改善に役立てることができます。

異常を検知した際には、ストロボやブザーによる警告、プッシュ通知、メールでのアラート送信、さらにはパトライトとの連動も可能です。これらの機能により、離れた場所にいてもすぐに現場の状況を把握し、迅速に対応できます。

防犯カメラとAIカメラの選び方

防犯カメラとAIカメラのどちらを選ぶかは、導入の目的や必要な機能によって異なります。ここでは、選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説します。

まず大切なのは、導入目的を明確にすることです。単純に犯罪の抑止や記録を目的とするのであれば、従来の防犯カメラでも十分に対応できます。一方、リアルタイムでの異常検知や自動通知、顔認証による入退室管理が必要な場合はAIカメラの導入が適しています。

次に、設置環境を確認しましょう。屋外に設置する場合は、IP66やIP67といった防水・防塵性能を備えたカメラが必要です。夜間の撮影が必要な場所では、赤外線やフルカラーに対応したモデルを選ぶことが重要です。電源の確保が難しい場所では、PoE給電対応のカメラや、電源不要で遠隔監視ができるソリューションの活用も検討しましょう。

録画方式や映像管理の仕組みも大切な選定ポイントです。複数のカメラを一元管理するのであれば、NVRの導入がおすすめです。PoE搭載のNVRであれば、カメラへの給電と映像録画を一台で行えるため、システム構成がシンプルになります。

画質についても用途に合わせて選定しましょう。一般的な監視用途であればフルHDで十分ですが、顔の識別やナンバープレートの読み取りが必要な場合は、4K対応の高解像度カメラが適しています。

コスト面では、カメラ本体の価格だけでなく、録画機器やネットワーク環境の整備費用、ランニングコストも含めて総合的に判断しましょう。

導入時に注意したいポイント

防犯カメラやAIカメラを導入する際には、いくつかの注意点があります。

まず、プライバシーへの配慮です。カメラの撮影範囲に公道や近隣の敷地が含まれる場合は、設置場所や撮影角度を慎重に検討する必要があります。施設内に設置する場合も、従業員や利用者への事前告知を行い、撮影目的を明確にしておくことが望ましいです。

次に、ネットワーク環境の整備です。AIカメラの機能をフルに活用するためには、安定したネットワーク環境が不可欠です。カメラの台数やデータ量に応じた通信環境を事前に確認しておきましょう。

また、将来的な拡張性も考慮しておくことが大切です。事業の拡大や拠点の増加に伴い、カメラの増設や機能の追加が必要になる場合もあります。柔軟に対応できるシステムを選んでおくと、長期的に見てコストの抑制につながります。

転倒検知のように、安全管理に特化した機能を持つAIカメラもあります。福祉施設や工場などで、利用者や作業員の安全を守るために導入されるケースが増えています。

まとめ

防犯カメラとAIカメラは、映像を活用するという共通点がありながらも、その機能と役割には大きな違いがあります。防犯カメラは映像の記録と犯罪抑止が主な目的であるのに対し、AIカメラはリアルタイムでの映像解析やアラート通知、顔認証といった高度な機能を備えています。

導入にあたっては、目的や設置環境、必要な機能、コストを総合的に考慮することが重要です。自社の課題に合ったカメラを選定することで、セキュリティの強化だけでなく、業務効率の向上やマーケティングへの活用など、幅広い効果を得ることができます。

防犯カメラやAIカメラの選定でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。お客様の環境や目的に合った最適なカメラシステムをご提案いたします。

 

もし、AI搭載の監視カメラや防犯カメラの選び方について不安に感じている方、詳しい情報が知りたいという方は、お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

弊社専門スタッフがお悩みやお困りごとをヒアリングさせていただき、お客様のニーズに合った最適なご提案をさせていただきます。

NSKと一緒に、セキュリティレベルの高い防犯対策や効率的な運用のシステム構築をしていきましょう。

 

お問い合わせ

 

株式会社NSKは監視カメラ・防犯カメラ・セキュリティ機器のメーカーです。

製品に関する詳細な情報が知りたい方、導入に対して不安に思っている方、お困りごとなどがありましたら下記の「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。

専門スタッフがわかりやすく丁寧にご説明させていただきます。

 

お問い合わせ

 

       

Pick Up

  • 代理店募集の画像

最新記事

カテゴリー